「転職エージェントに登録しようかな」と思い始めたとき、まず何をすればいいのか——正直、私もはじめはよくわかりませんでした。
転職エージェントは便利なサービスですが、準備なしで登録すると的外れな求人を紹介され続けて終わる、というケースが教員には特に多いんです。
この記事では、現役教員の私・ハリまるが「転職エージェントを使う前に知っておくべきこと」を整理しました。
転職エージェントとは?基本を3行で
- 求職者と企業の間に入って転職をサポートするサービス
- 求職者は無料で利用できる(費用は採用した企業が負担)
- 担当アドバイザーが求人紹介・書類添削・面接対策をしてくれる
転職エージェントは複数登録OKです。1社に絞る必要はありません。
登録前に準備しておくこと4つ
① 「なぜ転職したいか」を言語化する
エージェントとの最初の面談で必ず聞かれます。「なんとなくつらいから」では、適切な求人を紹介してもらえません。
整理しておくべき内容:
- 現在の職場のどこが辛いか(業務量・人間関係・給与・キャリアなど)
- 転職で何を変えたいか
- 転職で譲れない条件(残業・勤務地・年収など)
② 職務経歴書の「教員版」を作っておく
民間企業向けに「教師の仕事」を言い換えた職務経歴書が必要です。エージェントが添削してくれますが、素材がないと始まりません。
書くべき内容:
- 担当科目・学年・クラス数
- 担任・部活・委員会など役職経験
- 教務主任・ICT推進など特別な役職
- 具体的な実績(例:授業改善で定期テスト平均点が〇点向上など)
③ 希望条件の優先順位をつける
「全部叶えたい」はNGです。現実的には全条件は揃いません。以下を3段階で整理しておきましょう。
| 条件 | 絶対譲れない | できれば | なくてもOK |
|---|---|---|---|
| 年収 | □ | □ | □ |
| 残業の少なさ | □ | □ | □ |
| 勤務地 | □ | □ | □ |
| 教育との関連性 | □ | □ | □ |
| リモートワーク | □ | □ | □ |
④ 転職の時期感を決めておく
「いつまでに転職したいか」を決めておくと、エージェントが動きやすくなります。教員の場合は3月末退職が一般的なので、逆算して「〇月までに内定が欲しい」という目標を持ちましょう。
教員に向いている転職エージェント・サービス
- リクルートエージェント:求人数最大。幅広い業種を見たい人向け
- doda:教員経験者の転職実績が多い。使いやすい
- マイナビエージェント:30代前半の転職に強い
- type転職エージェント:首都圏・IT系に強い
まずは大手2〜3社に登録して、面談を通じて自分に合うアドバイザーを見つけることをおすすめします。
エージェントとの面談で気をつけること
- 「とりあえず全部見せてください」より「〇〇の条件で絞ってください」と具体的に伝える
- 急かされても「もう少し考えます」と言える——エージェントは内定が出ると報酬が入るため、急かすことがある
- 複数エージェントに登録していることを隠す必要はない
まとめ:準備した人ほど転職エージェントを活かせる
転職エージェントは、準備ができている人ほど効果を発揮します。「なんとなく登録してみた」では、的外れな求人を大量に送られて疲弊するだけです。
この記事で紹介した4つの準備を整えてから登録すれば、転職活動がぐっとスムーズになります。まずは自分の「辞めたい理由」と「転職で叶えたい条件」を紙に書き出すところから始めてみてください。


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