「働き方改革って言葉は聞くけど、実際何をすればいいの?」
教員の働き方改革は、学校全体で取り組む問題でもありますが、個人でできることも意外とたくさんあります。
この記事では、現役教員の私・ハリまるが実践している「自分の時間を取り戻す働き方」を具体的に紹介します。
教員の働き方の現実
文部科学省の調査によると、中学校教員の約6割が「過労死ライン(月80時間以上の時間外労働)」を超えているとされています。これは、教員の働き方が構造的に過酷であることを示しています。
でも、同じ職場・同じ業務量でも、定時近くに帰れる先生と残業が常態化している先生がいます。その違いは「仕組みの使い方」にあります。
個人でできる働き方改革5つのアプローチ
① AI・テクノロジーを積極活用する
ChatGPTなどのAIツールを使うと、以下の作業時間を大幅に短縮できます。
- 学級通信・お知らせ文の下書き:30分 → 5分
- 学習指導案の構成作り:2時間 → 30分
- テスト問題の作成補助:1時間 → 20分
- 保護者へのお詫び・連絡文:30分 → 5分
「AIを使うのはズル」ではなく、「道具を使いこなすプロ」になることが求められています。
② 「やらないこと」を決める
完璧を目指すと時間はいくらあっても足りません。「授業準備は60点でいい」「板書は手書きじゃなくてスライドでいい」「毎回プリントを作らなくてもいい」など、手を抜いていい部分を意識的に決めましょう。
③ 業務を「見える化」して断る勇気を持つ
自分の業務をリスト化して、どれだけ抱えているかを可視化します。新しい仕事を依頼されたときに「今これだけ抱えていますが、どれを優先すればいいですか?」と上司に確認する習慣を持ちましょう。
④ 「定時退勤日」を意識的に作る
週に1〜2回は「必ず定時で帰る日」を決めます。その日に向けて仕事を前倒しする習慣が生まれ、全体の効率が上がります。管理職に宣言してしまうのも効果的です。
⑤ 副業・外の世界と接点を持つ
教員だけの世界に閉じこもると、「この職場しかない」という思考になりがちです。ブログ・SNS発信・オンラインコミュニティへの参加など、外の世界と接点を持つことで、仕事の見え方が変わります。精神的な余裕も生まれます。
時間の使い方を変えるツール比較
| ツール | 用途 | 節約できる時間 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 文書作成・授業準備 | 月10〜20時間 |
| Googleスライド | 授業スライドの再利用 | 月5〜10時間 |
| Googleフォーム | アンケート・連絡の効率化 | 月3〜5時間 |
| Notion | 業務管理・メモ一元化 | 月3〜8時間 |
まとめ:働き方改革は「学校を変える」より「自分を変える」から
学校全体の仕組みを変えるのは時間がかかります。でも、自分の働き方を少し変えることは、明日からできます。
まずはChatGPTで学級通信の下書きを1本作ってみてください。それだけで「こんなに楽になるの?」という実感が得られるはずです。
自分の時間は、自分で守る。それが現代の教員に求められるスキルです。

コメント