教師として働き続けることに不安を感じたとき、僕が最初にやったこと

将来に不安を感じたとき、
僕が最初にやったことは、
大きな決断をすることではありませんでした。

仕事を辞めるとか、
転職先を探すとか、
そういうことではなく、
まずは自分の考えを書き出すことでした。

なぜ教師は将来に不安を感じやすいのか

教師という仕事は、
やりがいや責任がはっきりしています。

生徒と向き合い、
成長に関われる。
社会的にも必要とされている仕事です。

それでも、
将来に不安を感じている教師は、
決して少なくないと思います。


その理由の一つは、
日々の忙しさの中で、
自分の将来を考える余白が持ちにくいこと
です。

授業準備、行事、部活動、
保護者対応や校務分掌。

目の前のことに全力で向き合っているうちに、
気づけば一年が終わっている。

そんな感覚を持っている人も、
多いのではないでしょうか。


また、
教師の仕事は
「続けること」が前提になりやすい職業でもあります。

転職を前提に設計された働き方ではなく、
同じ場所で、
長く働き続けることが自然と想定されています。

その分、
「もし別の道を考えたらどうなるのか」
を考える機会が、
少なくなりがちです。


さらに、
年齢を重ねるごとに
責任は増えていきますが、
選択肢は広がりにくい。

そのギャップが、
将来への不安につながっているように感じます。


そしてもう一つ大きいのが、
「真面目な人ほど、不安を抱え込みやすい」
という点です。

生徒のため。
学校のため。
家族のため。

そうやって
誰かのために頑張ってきた人ほど、
自分の将来について考えることを、
後回しにしてきたのかもしれません。


教師として誠実に働いてきたからこそ、
ふと立ち止まったときに、

「このままでいいのだろうか」
「自分の人生は、ちゃんと前に進んでいるだろうか」

そんな問いが浮かんでくる。

将来に不安を感じるのは、
決して弱さではなく、
これからを大切にしたいという気持ちの表れ
なのだと思います。

不安の正体は「仕事」より「見えない未来」だった

将来に不安を感じ始めた頃、
最初は
「教師の仕事がしんどいからだ」
と思っていました。

忙しい。
責任が重い。
休みも思ったほど取れない。

確かに、それらも理由の一つではあります。


でも、
書き出したり、考え直したりする中で、
少しずつ気づいたことがありました。

不安の正体は、
仕事そのものよりも、
その先が見えないこと
だったのだと思います。


このまま年を重ねて、
同じ働き方を続けていけるのだろうか。

体力的にきつくなったとき、
自分はどうなるのか。

管理職という道もあるけれど、
その姿が
「自分のなりたい未来」と
重なっていない感覚もありました。


また、
年齢を重ねるほど年収は上がっていくけれど、
やりたいことに挑戦できる時間は、
逆に減っていくのではないか。

そう考えると、
「今は安定している」という言葉が、
少しずつ不安に変わっていきました。


家族のことも大きかったです。

子どもと過ごせる時間は、
今しかありません。

この時間を仕事に使い続けて、
あとから取り戻せるものなのか。

「家族のために働いているはずなのに、
家族との時間が減っている」

その矛盾が、
心の中で引っかかっていました。


さらに、
もし教師を辞めたとしたら、
自分には何が残るのだろう。

教師という肩書きがなくなったとき、
自分は何者なのか。

そうした
見えない未来への不安が、
少しずつ積み重なっていたのだと思います。


仕事が嫌だから不安なのではなく、
この先の人生を
どう生きたいのかが
はっきり見えていなかった。

そこに気づけたことは、
自分にとって
大きな一歩でした。

将来に不安を感じたとき、僕が最初にやったこと

将来に不安を感じたとき、
僕が最初にやったことは、
いきなり答えを出そうとしないことでした。


「このまま教師を続けるべきか」
「何か別の道を考えたほうがいいのか」

そんな問いが頭に浮かぶたびに、
すぐに結論を出そうとしていた時期もありました。

でも正直、
不安で頭がいっぱいの状態では、
冷静な判断なんてできません。


そこで僕がやったのは、
とても小さなことでした。

自分が何に不安を感じているのかを、
紙や文章に書き出すこと。


お金のこと。
家族との時間のこと。
年齢を重ねたあとの働き方。
教師を辞めたら、自分には何が残るのか。

頭の中だけで考えていると、
全部がごちゃ混ぜになって、
余計に不安が膨らんでいきます。


でも書き出してみると、
「不安」と一言でまとめていたものが、
いくつかの具体的な悩みに分かれていきました。

  • 今すぐ解決できること
  • 今は準備が必要なこと
  • すぐには答えが出ないこと

そうやって整理できただけでも、
気持ちは少し軽くなりました。


また、
「今すぐ人生を変えなければいけない」
という考え方を、
いったん手放すことも意識しました。

将来に不安があるからといって、
今すぐ大きな決断をする必要はない。

準備をしながら、考え続けてもいい。

そう思えるようになったのは、
この小さな行動のおかげだったと思います。


不安をなくすことよりも、
不安と向き合える状態を作る。

それが、
僕が将来に不安を感じたとき、
最初にやったことでした。

今も不安はあるけど、考え方は変わった

正直に言うと、
将来への不安が
完全になくなったわけではありません。

今もふとしたときに、
「このままで大丈夫だろうか」
と考えることはあります。


でも以前と違うのは、
不安に飲み込まれなくなったことです。

不安を感じたときに、
「またダメだ」と思うのではなく、
「今、考えるタイミングなんだな」
と受け止められるようになりました。


すぐに答えを出さなくてもいい。
今すぐ人生を変えなくてもいい。

ただ、
何も考えずに流されるのではなく、
少しずつ準備をする。

その選択肢があると分かっただけでも、
気持ちはずいぶん楽になりました。


教師として働きながらでも、

  • お金について学ぶ
  • 自分の考えを整理する
  • 小さく行動してみる

できることは、
意外とたくさんあります。


以前は、
「続けるか、辞めるか」
の二択で考えていました。

でも今は、
「どう生きたいかを考えながら、
今をどう使うか」
という視点で考えています。


将来に不安を感じること自体が、
悪いことではありません。

むしろそれは、
これからの人生を
ちゃんと大切にしたいと思っている証拠。

そう考えられるようになったことが、
僕にとっての一番の変化かもしれません。

まとめ|不安があるからこそ、考える意味がある

教師として働き続ける中で、
将来に不安を感じることは、
特別なことではないと思います。


不安を感じたとき、
大切なのは
「すぐに答えを出すこと」ではなく、
「向き合うこと」。


僕が最初にやったのは、
人生を大きく変える決断ではありませんでした。

自分の不安を言葉にして、
整理して、
小さな行動を始めただけです。


もし今、
将来への不安を抱えているなら、
無理に結論を出さなくて大丈夫です。

考え続けること。
準備を始めること。

それだけでも、
未来は少しずつ変わっていくと、
今は思っています。


この記事で書いた内容も含めて、
家計・通信・投資・働き方についての考え方を
一つにまとめた記事はこちらです。

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